アイスホッケー&アイスクロス情報新Webサイト準備室

【4/28開幕! 世界選手権Div-IBに臨む日本代表を現地密着取材中!】日本とアジアのアイスホッケー、アイスクロスの選手を、男子・女子・パラのオールジャンルで応援していくWebサイト。その準備室です。2019年9月オープン予定

世界と日本を繋げる国際大会開催の意義~IIHF女子アイスホッケーU-18世界選手権ランチレセプション

IIHF女子アイスホッケーU-18世界選手権も1/12からいよいよラストの2日間を迎えます。
連日熱戦が繰り広げられていますが、日程的には2日間試合をして1日休養という日程。

選手たちはその休養日はしっかり休んで鋭気を養ってもらいたいですが、チームリーダーをはじめ、スタッフの皆さんはその日にも世界選手権ならではの行事に参加して、国際的な交流を深め、アイスホッケーの発展に向けて情報交換をしています。

 

そこでこのサイトでは、女子アイスホッケーU-18世界選手権での試合会場とは別の場所での取り組みについて2回にわたってご紹介します。

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参加8カ国のスタッフが一堂に会した



各国が2試合目を終えた翌日となる1/8。

帯広市内にある北海道ホテルで行われたのは「ランチレセプション」。

 

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各国の関係者が一堂に会し、アイスホッケーに携わる者同士として交流を深めるとともに、開催地である北海道帯広市の関係者やスポンサーの方々への感謝を伝える催しです。

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レセプション開幕に当たって、日本アイスホッケー連盟の冨田正一名誉アドバイザーが「ここ帯広で大会を開催できることはとてもハッピーなこと。女子選手も増えて昔とは隔世の感がある。また未来へ向かって日本が一丸となって進んで行きたい」と挨拶。

 

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続いてIIHFチャンピオンシップカウンシルのチェアパーソンであるマルタ・ザバツカ(Zawadzka,marta)さんが「IIHFとしてこの大会をオーガナイズなさっているすべての方に感謝します。世界中で女子アイスホッケーは競技人口が増え、盛り上がりを見せています。選手・スタッフの皆さんは最後までフェアプレーの精神を大切に、頑張って欲しいと思います」と挨拶しました。

 

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そして、ホストシティー帯広市を代表して、米沢則寿帯広市長が「このような国際大会をここ帯広で開催できることを大変嬉しく思います。各国選手の方には、帯広の雄大な自然に触れ、また日本の食料生産を担うフードバレーである十勝・帯広にはおいしい食材がたくさんありますので、ぜひ味わってください」と挨拶しました。

その後和やかに歓談が進む中で、ホストシティーである帯広アイスホッケー連盟の山下司会長から、参加各国に記念品が渡されました。

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 気になる記念品の中身はというと……

 

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参加各国のチームをイメージして描かれたマスコットキャラクターの絵柄が描かれた大会オリジナルの「風呂敷」です。各国の選手とスタッフ全員分が手渡されました。

 

「風呂敷は色々な用途で使えます。壁に飾ればタペストリーにもなりますし、なにか物を運ぶときにもこれを使います」という説明の後、実際にお見せしましょうと司会の方がデモンストレーション。

 

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「こうすると」

 

 

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「ほら。ワインボトルだって運べます」

 ワインボトルが風呂敷で運ばれると各国の参加者から拍手が。「今日一番緊張しました」との司会の方の言葉に会場も大ウケでした。

 

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会場には地元紙、十勝毎日新聞の紙面も飾られた


国際大会の場は、世界中から集まった関係者が様々なシーンやイベントなどで接点を持てる機会でもあります。「アイスホッケーという素晴らしいスポーツを発展させよう」という共通の思いを持つ人たちが集まるため、アイデアも生まれやすい場になると想像します。

 

準備から運営までは苦労が多かったと思いますが、それだけ実りも多いもの。
今後も日本でこういう国際大会が開催されることが増えて欲しいと願っています。

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後ほどの記事では、1/11に行われた日本アイスホッケー連盟主催のシンポジウムについてもご紹介したいと思います。

(Text&Photo:Tomoki Sekiya)